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Bob Dylan新曲「最も卑劣な殺人(Murder Most Foul)」

 

 

Bob Dylanの事を調べていくうちに、プライベートな事は全て隠している事がわかりました。

本人がプライベートを明かさないようにしている中、掘り下げて調べる必要性もないと思います。

2003年発売の「ダウン・ザ・ハイウェイ -ボブ・ディランの生涯 -』という本の他多くの本が出ています。

しかし、それらはBob Dylanの周辺の人々にインタビューして書いたもの。

私の経験では、そうした第3者の言葉は、100%あてにはならないということです。

100%真実を語る人もいれば、そうでない人も居ると言うのは現実の事だと思うのです。

その事は、Michael Jacksonで体験していますし、歌の内容を紐解く内にBob Dylanの事を知ることが出来ると思っています。

個を大切にしないで何を大切にするのだと思うからです。

 

 

YouTubeに入りますと日本語訳詩が観やすくなります。

 

新曲「最も卑劣な殺人(Murder Most Foul)

 

3月27日に急遽デジタル配信を開始したBob Dylanの新作シングル『最も卑劣な殺人』が、『ビルボード』誌4月11日付のロック・デジタルソング・セールスチャートで1位を獲得した。

新型コロナウイルスが世界で感染拡大する中、2020年3月27日にBob Dylanが『どうぞ安全に過ごされますように、油断することがありませんように、そして神があなたと共にありますように』という言葉を添えて発表した17分に及ぶ新曲『最も卑怯な殺人』

Dylanが穏やかに訥々と物語を紡ぐように繰り広げた一大事詩。

 

作品解題

 

2020年は世界が大きく変わるとんでもない年になると考えている。

昨年暮れに発見された新型コロナウイルスがアジア、中東、ヨーロッパ、オセアニア、アメリカ、中南米、アフリカと世界に広がっていて、その感染はとどまるところを知らない。

ボブ・ディランの国、アメリカはすでに大変な状況になっているし、どこか対岸の火事を決め込んでいたようなところがあった日本も3月中頃あたりからとんでもなく深刻な状況になっている。

学校が休校になり、人々は不要不急の外出を控え、密に集まることを避け、飲食店が休業したり、コンサートやライブやイベントの中止が相次いでいる。

4月にはボブ・ディランが来日して、東京と大阪の大きなライブハウスで14回、そして大きなホールでの追加公演1回の計15回、ライブをすることになっていた。

こんな状況の中ほんとうにディランは来日できるのだろうかと早くから気になっていた。

3月半ばに中止が決定された。

来日が中止になりホッとしている。

今の東京は危ない。

Bob Dylanは1941年5月24日生まれの79歳。

出来るだけ危険は回避してこれからも歌を聴かせて欲しい。

空気感染もある事も分かった状態では、回避して当然だと思う。

そんな中、3月の終わりにインターネットを通じて世界に公開されたのが、演奏時間が17分に及ぶこの「Murder Most Foul」だ。

ディランのオリジナル曲としては2012年のアルバム『テンペスト』に収録されていたもの以来8年ぶりとなり、2016年秋にノーベル文学賞を受賞してからは、もちろん初めて発表されるオリジナル曲となる。

「以前に録音した曲」とだけディランはコメントしていて、いつ作られたものなのか、いつ録音されたものなのかはよくわからない。

1963年のケネディ暗殺を語り、時代を彩った音楽や映画の作品名などを次々と口にする。

真の民主的なリーダー(ケネディ)は死んだが、育んだ素晴らしい文化は死んでいないのだから頑張ろうと、今の米国を鼓舞するように聞こえる。

 

 

The Freewheelin’ Bob Dylan 1963

 

Blowin’ In The Wind、Girl From The North Country、Masters Of War、Down The Highway、Bob Dylan’s Blues、A Hard Rain’s A-Gonna Fall、Don’t Think Twice, It’s All Right、Bob Dylan’s Dream、Oxford Town、Talking World War III Blues、Corrina, Corrina、Honey, Just Allow Me One More Chance、I Shall Be Freeの13曲が収録されている。

今現在のBob Dylanの声も素敵だと思う。

コンサートに行った時は最も卑劣な殺人(Murder Most Foul)の動画の声だった。

年代と共に声が変わる。

面白い。

7月18日の午後のロードショーで、メルギブソン主演のバード・オン・ワイヤーが放送されていた。

挿入歌『Blowin’ In The Wind』を演奏しているのはボブ・ディラン。

車の修理をしながらラジオから流れてくるこの曲を口ずさむMel Gibson。

映画の中でこの曲を聴くとまた違う味わいがあって、ああ!曲とはこういう事なんだなとつくづく思うのです。

映画と音楽の関係は本当に大切だと思うのです。

 

Bob Dylanの生き方

 

普通の人は家族、社会、宗教などの大義と折り合いをつけ、代わりに安心を得る。

Dylanはそれを拒み、本当に属すべきものを探してさまよい孤独になった。

それでもなお、孤独な者として前に進むんだと歌っています。

排外主義や差別の表面化によって平等といった作り物の大義すら失われた。

ならば、何をよりどころにすればいいのか?

Dylanは言う。

寄り掛かれる唯一のもの、それは自分自身なんだ。(Bob Dylan)

 

Bob Dylanは、「風に吹かれて」「戦争の親玉」など戦争や人種差別に反対するメッセージ性の強い作品で多くの若者に支持された。

米グラミー賞やアカデミー賞歌曲賞受賞。

2008年、ピュリツァー賞特別表彰。

「米国音楽の偉大な伝統の中に新たな詩的表現を創造した」として2016年のノーベル文学賞を受賞。

 

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