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脳脊髄液減少症になって



保護してから一週間のもみじちゃん❤️

脳脊髄液減少症の原因について

Mokri教授は、原因が特定出来ない突発性低髄液庄症候群の中には、転倒、尻もちなど些細な外傷がかなり含まれていることを指摘しています。

交通事故については頭蓋骨骨折による髄液鼻漏、耳漏について述べており、むち打ち損傷との関連については言及していません。

数年前に米国の学会で、Schievink先生に質問したところ、交通事故による脊髄からの髄液漏出については否定的でした。

考えようによってはむち打ち損傷は些細な外傷に相当するといえます。

その他、頑固な咳発作、性行為でも脳脊髄液減が漏れることが報告されています。

私の経験では、交通事故(とくに、不意に追突された時)、スポーツ(柔道、スキー、スノボード、サッカー、バスケット、機械体操など)、転倒、人に襲われたなど日常的に経験する外傷や、医療行為(整体治療など)、出産が原因になっています。

出産のみで脳脊髄液が漏れるかどうかはわかりませんが、無症状で経過した脳脊髄液漏出が、出産時のいきみで悪化する可能性は十分あると思っています。

脳脊髄液減少症について

脳と脊髄は無色透明の脳脊髄液に浮かんでいます。

脳脊髄液は、脳の中心部にある脳室という空間の壁にある脈絡叢において、血液から作られます。

ただ血液から濾しとられるのではなく、エネルギーを使って産生され、寝不足、ストレス、脱水状態では脳脊髄液の産生は減少することが知られています。

脳脊髄液は脳室から出るとクモ膜下腔を循環します。

脳脊髄液は産生された量と同じ量が絶えず吸収され、常に一定量が保たれるような仕組みになっています。

脳脊髄液吸収のメカニズムもよくわかっていませんが、大部分は脳のてっぺんにあるクモ膜顆粒という部分で吸収され、静脈に流れます。

一部は脊髄神経根にあるリンパ装置からも吸収されます。

通常、脳脊髄液にはタンパクはほとんど含まれていません。

血液の半分くらいの濃度のブドウ糖は含まれており、塩分も含まれています。

(熱中症対策にはこれらを含む飲料や、OS-1などが良いです)

脳脊髄液はどのような役割を果たしているかというと、一つは脳や脊髄を衝撃から守る働きです。

もしも脳脊髄液がなければ、豆腐のように柔らかい脳は、強く頭を振っただけでも頭蓋骨にぶつかって傷ついてしまうでしょう。(子供の頭を殴ることは決してしてはいけません)

水に守られているおかげで、脳、脊髄は強い衝撃にも耐えられるようにできています。

次に代謝作用が考えられます。

脳脊髄液は、脳や、脊髄の代謝によって産生される物質を血液循環系に運ぶ働きをしています。

炎症の時は抗体など免疫を司る物質の運搬を行っています。

炎症の時は抗体など免疫を司る物質の運搬を行っています。

浸透圧や酸性度をコントロールして脳や脊髄の活動を一定に保つ機能もあります。

脳脊髄液は、弱アルカリ性(PH7.4)です。

一定量の脳脊髄液が循環していなければ、脳、脊髄は正常な機能が保てないのです。

『昨今の中国の調査から、髄液にも新型コロナウイルスが浸潤していることが解明されました』



脳から出る12対の脳神経の症状

脳からは12対の神経が出ており、それぞれ症状を呈します。

◉臭神経:匂いがわからなくなったり、匂いに異常に敏感になったりする。

◉視神経:視力の低下、視野欠損、物が歪んで見える。

◉動眼神経、滑車神経、外転神経:物が二重に見える、光過敏、ピンとが合わない、動くものをしっかり追えない、眼瞼が下垂する。

◉三叉神経:顔面痛、しびれ、眼の奥の痛み、歯痛、顎関節症(顎関節の痛み、口がよく開かない、噛み締められないなど)

◉顔面神経:顔の表情が乏しくなる、顔が歪む、涙が出ない、または出すぎる、唾液が少なくなる、味覚が低下する。

◉聴神経:難聴、音過敏、耳鳴り、めまい、ふらつき。

◉舌姻神経:味覚異常、飲み込みにくい、声がかすれる。

◉迷走神経:自律神経症状(下痢、便秘、吐き気、胸やけ、動悸、血圧変動、発汗異常、微熱など)。

◉副神経:頚部痛、斜頸。

◉舌下神経:飲み込みにくい、声が出にくい。下がよく動かない。

平成13年タクシーに乗車中、別のタクシーが追い越しをかけてきて、後部大破の事故に遭遇しました。

その頃はまだ良く知られていなかった、脳脊髄液減少症であることを知ったのは事故の2年後。

上記の全ての症状があり、病のデパート化。

余りの辛さに、精神的にも追い詰められていきました。

正直な所、希死念慮が強くなって行き、他の患者さんの多くは同じだった事を後で知りました。


子供の脳脊髄液減少について

18歳未満の子供対象に、スポーツ外傷、自転車に乗っていて車にはねられる。

スポーツではマット運動、逆立ち、バスケット、サッカー、柔道など。

ふざけて突き倒す、子供同士の転倒。

比較的軽微な外傷後に、頭痛、めまい、吐き気の症状が現れ、起きていられない、

 

1.すぐに疲れてしまうなど、子供らしさがない。

2.起立時に頭痛、めまい、吐き気が悪化する事が多い。

3.転倒、スポーツ、けんかなど比較的軽微な外傷後に症状が出現。

4.長く座って居られず、登校が困難になる。

5.水分を摂らないとすぐに症状が悪化する。

何故かと言うと、10歳頃が人生で最も相対的に脳脊髄液が少ない時期です。

そして炎天下でのスポーツなどでは、十分な水分の摂取が不可欠で、普段から十分な水分を摂取する事をお勧めします。

『脳脊髄液減少症を知っていますかーDr.篠永の診断・治療・アドバイス』西村書店、2013年。ISBN 978-4-89013-686-5から一部抜粋しました。

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