映画 ベスト・キッド1〜4とリメイク版ベスト・キッド
もくじ
ジャッキー・チェンとジェイデン・スミス
気づけば全ての、ベスト・キッドを観ていました。
どの内容もとても濃い内容で格闘技を悪用すれば人を傷つけるだけ。
あくまでも、自分の身を守り、大切な人を守るために存在するのだと言うメッセージが伝わってきます。
俳優さんの相当な努力なくては完成できない映画。
特に最後の、ジャッキー・チェンとウイル・スミスの息子さん、ジェイデン・スミスが出てきた時には驚きました。
お父さんそっくりの目が印象的でした。
当時12歳、幼い子供がよく頑張ったと思います。
ベスト・キッドリメイク版
最近はこうした真剣で、懸命な場面を観ると涙腺が緩みます。
歳なのかな〜。
ベスト・キッド 2011年の映画は1984年のリメイク
ジェイデン・スミスは、3歳から空手を習っていた事から実現した映画。
この映画は父親である、ウイル・スミスの提案から生まれました。
ジャッキー・チェンにウィルからジャッキーに提案。
戦うだけではなく、相手をリスペクトする武術において、とても大切なことが描かれて居ることから、ジャッキーは気に入り出演することになりました。
過去のオリジナルを大切にしながら、いろいろなことが新しくなった作品。
ジェイデンは何度も何度もテイクを重ねても挫けず続けました。
今までのベスト・キッドは空手。
この映画はカンフー。
2011年 ベスト・キッド あらすじ
2010年公開のリメイク版『ベスト・キッド』。
舞台をアメリカから中国に、空手をカンフーに変更。
ジャッキーがカンフーを指導する師匠を演じ話題を呼びました。

主人公の少年、ドレ・パーカーは母親が離婚し新しい仕事を見つけたことをきっかけに、中国に引っ越します。
そこで、ドレは中国人少女メイと仲良くなり、それがきっかけとなり、いじめっこの標的になります。
ある日、激しい暴行を受けたドレは、ハンという男性に助けられます。
彼はセラピストでありながらカンフーの達人で、パーカーがいじめに立ち向かえるようにカンフーのレッスンを始めます。

武術大会で一対一の勝負をすることになったドレは、ハンからカンフー・トレーニングを受けることになります。
ハンの厳しいトレーニングになんとかついていったドレですが、その間もメイとの交流は続き、お互いに励まし合える間柄になっていました。
しかし息抜きのために出かけたドレとメイは、その日バイオリンのオーディションだった事からメイの両親に猛攻撃を受け、付き合いを反対されてしまいます。
ハンに書いてもらった中国の手紙をメイと父親に読んで、ようやく友達に戻ることが出来たドレは、カンフーのトレーニングを完成させ、いよいよ武術大会に挑みます。
ドレの母シェリーとメイ、そしてハンが見守る中で、順調にドレは勝ち進んでいきますが、ライバルのチョンも同じく勝ち進みます。
しかしライバルの道場師範の指示で、ドレは足に怪我をさせられてしまい、医師に決勝出場を断念することを勧められます。
ドレは何としても決勝戦に臨む決意を固め、ハンに治療をしてもらい痛みを消して決勝に出場。
チョンとの戦いを制し見事優勝するのでした。
なぜ原題はカラテキッドのなのか
リメイク版では空手ではなくカンフーがテーマーにも関わらず、『ベスト・キッド』の原題は、ザ・カラテ・キッドとなっています。
これはリメイク版がオリジナルの映画と繋がっている事を証明したいという製作陣のこだわりで、決してカンフーと空手を誤解しているということではありません。
劇中のドレの母親が空手をカンフーと混同するシーンがありますが、その間違いをドレは訂正しています。
3カ月ものトレーニングを積んだジェイデン・スミス

この作品のため、ジェイデンは3ヶ月カンフートレーニングを積みました。
3歳から空手をを学んでいたジェイデン。
カンフーと空手は全く違っていて、最初はとても大変だったと語っています。
ジャッキーのスタントチームとトレーニングを積み、短期間のうちにかなり成長を遂げたと言われています。
ハイキックのために費やしたのは1ヶ月。
股割りからはじめてマスターしたとのことです。
大変だった万里の長城撮影と貴重な紫禁城撮影

リメイク版の舞台は中国・北京であり、ロケ地も万里の長城や紫禁城、武当山などの世界遺産で撮影を敢行したと知られています。
万里の長城では撮影にヘリコプターの許可がおりず、全てのカメラ機材を手で運んだということです。
紫禁城内部での撮影が許可されたのは、1987年の『ラストエンペラー』以来。
そういう点でも貴重なシーンが撮影されています。
オリジナル版『ベスト・キッド』ミヤギ役を演じたのはノリユキ・パット・モリタ
オロジナル版『ベスト・キッド』でミヤギ役を演じたのはノリユキ・パット・モリタですが、実はその前に黒澤監督作品で有名な三船敏郎さんがこの役をオファーされていたそうです。
監督のジョン・G・アヴィルドセンによれば、三船敏郎さんはミヤギの役のオーディションを行い、とても素晴らしいものだったようです。
しかしながら、三船のミヤギは黒澤監督の映画で演じてきた武士のような感じで、シリアス過ぎると感じたようです。
ノリユキ・パット・モリタが演じた普段はあまり強そうではない男と空手の達人というギャップが、オリジナル版『ベスト・キッド』を成功に導いたと言われています。
最初に出てくる場面で、箸で何をしているんだろうかと不思議に思いましたが、箸でハエを捉えるシーンは超人かと思いました。
忘れることの出来ないシーンの一つです。
映画って本当にいいですね。
日々ブログを書きながら、設定など覚えつつ進めています。
今日のこのブログ、色々設定しながら学び公開するのに随分と時間がかかりました。汗
まだまだ出来ないことが多々あります。
日々学び続けることで、何か見えて来ると信じ歩んでいきます。
ダニエルさん!
3の最後の大会で型の最終の構えが好きです。その時のBGMも最高です。