友人と観に行く予定だった最高の人生の見つけ方
二人のこの笑顔素晴らしいです!
『最高の人生の見つけ方』構成の巧さと内容の良さが相まって、多幸感に包まれる名作。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの大御所コンビ。
友人と観に行く約束が果たせなかった映画。
友人はジャック・ニコルソンが大好き。
今は重い病で出かけることが出来なくなりました。
あの時無理してでも行くべきだったと後悔しています。
男の人生と友情を、明るく優しく描いた感動のヒューマンドラマ!
Marshall Fine, STAR MAGAZINE余命6ヶ月、一生分笑う。
勤勉実直な自動車整備工と、大金持ちの豪腕実業家。
出会うはずのない二人が、人生の最後に病院の一室で出会った。
家族のために自分の夢を犠牲にして働いてきたカーター、そして、お金だけは腐るほどあるものの見舞い客は秘書だけというエドワード。
お互いに人生の期限を言い渡されたという以外、共通点は何もない。
そんな二人を結びつけたのは、一枚のリスト、棺おけに入る前にやっておきたいことを書き出した棺おけリストだった。
「荘厳な景色を見る」「赤の他人に親切にする」「涙が出るほど笑う」、とカーターは書いた。
「スカイダイビングをする」「ライオン狩りに行く」「世界一の美女にキスをする」とエドワードが付け加えた!
そうして始まった二人の生涯最後の冒険旅行。人生でやり残したことを叶えるために。
棺おけに後悔を持ち込まないために。
そして、最高の人生だったと心の底から微笑むために。
残された時間は6か月。
でも、まだ決して遅くない!
2大オスカー俳優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが初共演を果たした人間ドラマ。
実直な自動車整備工のカーター(フリーマン)と豪放な実業家エドワード(ニコルソン)はガンで入院した病室で出会い、ともに余命半年を宣告される。
45年間自動車整備工として働いているカーター(モーガン・フリーマン)は、妻のバージニア(ビヴァリー・トッド)から電話で検査結果の報告を聞く。
一方、実業家のエドワードは裁判中に吐血、彼の経営する病院に入院する。
カーターもこの病院で検査を受けており、二人は相部屋となる。
二人のやりたいことをリストにまとめ、次々に実行していくお話。
この映画、冒頭からラストシーンまで綺麗に物語がつながっているため、実は最初から気が抜けない。
構成の巧さと内容の良さが相まって、鑑賞後は多幸感に包まれる映画だった。
リストの項目の達成内容も「そうきたか」といういい意味での驚きが多数あり、それが次への興味喚起へとつながっていく。
物語の良さは、主演したジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのコンビの素晴らしさによって何倍にも増幅されていると感じる。
まさにこれ以上ないベストコンビ。
余命を宣言された男達が見せる”生きている瞬間”の生き生きとした表情には頬を緩めずにはいられない。
たとえ健康体であったとしても「自分が今、もしくは今後やりたいことは何なのか?」ということを考えさせられる深さもあり非常に満足した一本。
棺おけに入るまでにやっておきたいことを書き出したバケット(棺おけ)リストを作った2人は、リストを実現させるため人生最後の旅に出る。
『最高の人生の見つけ方』で一番グッときたポイントは「有能な秘書」
やはりこの映画でもっとも良いところは、カーターとエドワードのゴールデンコンビに尽きる。
エドワードの秘書のトマス(ショーン・ヘイズ)も実は非常に重要でいい味を出している。
彼の徹底した影武者っぷりにも注目。
監督は「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー。
先週末テレビで、ジャック・ニコルソンの『シャイニング』を観たばかり。
余命半年と宣告されて普通なら悲しい物語になるのに、何故か笑顔になってしまう映画。
鑑賞後の感想無駄のない物語構成の気持ちよさ。
嫌なところが一切ないのもいい。
こんな生き方も有るんだと学ばせて貰った。
キャスト
- エドワード・コール … ジャック・ニコルソン (勝部演之)
- カーター・チェンバーズ … モーガン・フリーマン (坂口芳貞)
- トマス … ショーン・ヘイズ (横堀悦夫)
- ホリンズ医師 … ロブ・モロー (志村知幸)
- バージニア … ビバリー・トッド (野沢由香里)
スタッフ
- 製作 :ロブ・ライナー
- 監督 :ロブ・ライナー
- 製作 :クレイグ・ゼイダン
- 製作 :アラン・グライスマン
- 製作総指揮 :ジャスティン・ザッカム
- 脚本 :ジャスティン・ザッカム
吉永小百合さんと、天海佑希さんが今作品のリメイク版が2019年に公開さ入れている。