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これからブログの編集に入ります

今日はこんな気分。

たまにはロックも。

 

 

ヒップホップの黄金時代、そしてグランジが頂点を迎えていた1993年は、一般的に“クラシック・ロック”と呼ばれていた音楽はすでに消えていなくなっていた。

しかし、レニー・クラヴィッツはどうやらそれに気付いていなかったようだ。

独自のスタイルでロック・ソウルを復活させたレニー・クラヴィッツは、影響を受けた音楽を躊躇することなくはっきりと表現してきたが、同時に独自のメッセージも発信してきた。

色々な意味で1993年3月9日に発売された3作目『Are You Gonna Go My Way』は、オマージュ作品である。

詩人が指導者への敬意を表するのにオマージュを書くように、『Are You Gonna Go My Way』はジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリンザ・ビートルズアル・グリーン、ビル・ウィザース、そしてカーティス・メイフィールドなど、60年代と70年代のロック、ソウル、R&B、そしてレゲエの良いところを取り入れ、圧倒的な素晴らしいアルバムに仕上がっている。

ヴィンテージのアナログ音楽機材、洋服、そして音楽スタイルを好むレニー・クラヴィッツだが、『Are You Gonna Go My Way』は90年代のヒップホップのサンプリング文化の中で制作された作品でもある。

最初の2作品ですでに成功を味わっていたレニー・クラヴィッツだったが、『Are You Gonna Go My Way』とそのタイトル・トラックは、彼がただのノスタルジアを好む人間ではないことを証明した。

ギターを鳴かせる黒人ミュージシャンとしてレニー・クラヴィッツはすぐにジミ・ヘンドリックスと比べられるようになった。

フェイザーの効いたギターを手に、自分を“みんなを救う選ばれし者 / the chosen, the one come to save the day”とアルバム・タイトル・トラック「Are You Gonna Go My Way(邦題:自由への疾走)」の印象的なPVで歌うその姿はかなり説得力があった。

激しいスネアドラムに重ねられた病み付きになるオープニングのリフから、徐々に終わりに向かうギターに重ねられるファズのリード・ギターまで、レニー・クラヴィッツが「Are You Gonna Go My Way」でロックの傑作を生み出した事は間違いない。

この曲でレニー・クラヴィッツは初めてのグラミー賞に2部門にノミネートされ(最優秀ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞と最優秀ロック楽曲賞)、アメリカのメイン・ロック・チャートで初のナンバー・ワンを獲得した。

更に、すでに最初の2作品はヨーロッパでは人気はあったが、国際的なスターとなり、ブリット・アワードではベスト・インターナショナル・男性アーティストを受賞した。

新しいジェネレーションX世代のロック・スターと称賛されたレニー・クラヴィッツは、ギターがメインのロックだけにその才能を留めなかった。

カメレオンのようなマルチ楽器奏者であるレニー・クラヴィッツは、アルバムのプロデュース、作曲、そしてアレンジを手掛け、彼の憧れのソウル、ファンク、そしてR&Bアーティストたちへの敬意を表している。

「Come On And Love Me」はファンキーなプリンスのような雰囲気、「Heaven Help」はビル・ウィザースのようなまばらな楽器使いと希望に満ちた絶望が特徴的だ。

その他にも「Sugar」の繊細なホーンはアル・グリーンのようで、「Sugar」と「Sister」の両方のストリングスはカーティス・メイフィールドを思い出させる。

「Eleutheria」ではレゲエにも手を出している。

それはバハマのエリューセラ島に捧げた曲で、後に彼はそこへ移住している。

セカンド・トラック、そしてシングルとして発売された「Believe」もオマージュ曲となっている。レッド・ツェッペリンの「Your Time Is Gonna Come」でのジョン・ポールのハモンド・コーダを思い出させるオルガンで「Believe」は始まり、ザ・ビートルズが『Abbey Road』で多く使用した鐘のようなギター・サウンドも使用されている。

 

 

このアルバムはMichael Jackson, Janet Jackson – Screamを思わせる。

 

アルバム『Are You Gonna Go My Way』でレニー・クラヴィッツは初めて全米アルバム・チャートのトップ20入りを果たし、最高12位にランクインされた。

しかしジミ・ヘンドリックスと同じように、レニー・クラヴィッツはイギリスでの人気の方が高く、イギリスではアルバムが1位を飾っている。

レニー・クラヴィッツのスタイルは時代遅れのロックだと批判する人もいたが、彼が憧れるアーティストの多くも幼い頃から聴いていたアーティストたちを模範している。

キューポイント誌のインタビューでレニー・クラヴィッツ自身もこう語っている。

「どの素晴らしいアーティストも誰かの影響を受けており、それを聴き取ることができる。

マイルス・デイヴィス、カーティス・メイフィールド、ジミ・ヘンドリックス、そしてザ・ローリング・ストーンズだろうと、彼等の音楽の中に彼らが受けた影響を聞き取れる。

『何かしらの影響がそこに存在するんだよ。

でも彼らはそれを作り変えて、自分のオリジナルとして創り出しているんだ」

どんな芸術もそうだ。

アーティストが影響を受けた存在を超越した時こそが本当の才能と言える。

 

全体の歌詞としては、自信満々と言う感じ。

まあ自信がなく心細く生きているよりかは、自信過剰くらいがちょうど良いかもしれない。

 

『99%の努力と、1%のひらめき』トーマス・エジソン。

Lenny Kravitzはマイケルとの親交も厚い。

多くの場合、映画にしても、音楽にしても誰かの影響を受けていると感じる。

人間の進化には必ず過去の偉人の影響を垣間見ることになる。

私の若い頃に流行したファッションが、何十年か経過すると、まるで新しいものように過去のデザインが蘇る。

面白いな〜。

 

 

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